海外「きれい…でもフルッツ」シェルバコワ2020ロシア選手権2連覇/FS

2019年12月に開催されたロシア選手権2020女子シングルでSP2位につけていたアンナ・シェルバコワ選手が見事逆転優勝。大会2連覇を果たしました!

 

ロシア女子にとってどの試合よりもプレッシャーがかかるであろうナショナルでの2連覇はすごすぎます。

 

ついに決まった4Fと4Lz2本を含んだ超高難度プログラムは圧巻でした。

 

それでは海外の反応をどうぞ!

シェルバコワ 2020ロシア選手権 FS「グノシェンヌ第1番/火の鳥」動画とプロトコル

 

グノシェンヌ第1番&火の鳥
作曲:エリック・サティ/イーゴリ・ストラヴィンスキー
振付:ダニイル・グレイヘンガウス

スコア:181.94(TES:108.22/PCS:73.72)非公認ながら世界記録を上回っています

FS順位:1位

総合順位:1位(261.87)

 

プロトコルはこちら

 

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関連:海外の反応「小さな4回転女王」シェルバコワ2019GPスケートアメリカ大逆転優勝!

アンナ・シェルバコワ2019GPスケートアメリカFSの海外の反応

以下よりコメントを抜粋・訳して掲載しています(ニュアンス翻訳ご了承ください)。


アンナは最高だよ

2年連続で優勝だ。


彼女はスゴイけど、すべてのトウジャンプにおいてフラットブレードで跳び上がっていることは否定できないわ!


彼女が本当に誇らしいわ!彼女の優勝はとっても嬉しい!


最高!


今日の演技は歴代最高クラスだったね。


もしアリョーナ・コストルナヤがいなかったら、アンナのプログラムについて、ショートにもフリーにも夢中になっていたでしょうね。

彼女(コストルナヤ)は私たち全員に、本当のジャンプとは何であり、どうあるべきかを示したのよ。大きさ、高さ、鋭くクリーンな着氷でスペースを大きく使うこと、そして空中での足運び。

それに彼女のスピードは驚異的だわ。

このような才能のある二人のスケーターが同じ時期に、そして互いに競い合うことは稀なことだわ。

 

>完全に同意するわ。
アンナは積極的にスケートをし、アリョーナは少し慎重にスケートをした。それが今日アリョーナがFSで負けた理由よ。
アリョーナは将来それを修正できるわ。
彼女はいつも精度が高く規律のあるスケーティング能力を持っている。フィギュアスケートとは彼女のことよ。
3Aはすべてまさに完璧だった。将来、彼女が4Aが4Tを跳ぶのは全く難しくないわ。


シェルバコワは技術面と芸術面の質のバランスが最高だったから優勝にふさわしかったわ。素晴らしい復帰もね。

あのSPのあとにこの演技が来ることはほとんどないもの。


フルブレードでアシストした270°プレローテーションした”四回転”フルッツ…彼女は、テクニックに乏しくオーバースコアで有名なエフゲニア・メドベージェワNo.2みたいになっていて心配だよ。

関連:ハビエル・フェルナンデスが苦言!プレロテやロシア女子らの4回転ジャンプを語る


他のシニア女子たちもやるべきことはやったわ!


心からおめでとう、僕たちの尊い妖精。タイトルも守ったね!

僕たちは君に拍手喝采するよ。本当に嬉しい!!!


彼女はもし男子の試合に出ていたら200.37ポイントを獲得しているね。


チートジャンプ!正確なカメラシステムかジャッジが必要だよ…


アンナは非常に素晴らしいスケーターだけど181ポイントだって?

かなり狂ってるよ。僕は彼女のスコアがそれほど高いとは全く思わなかったね。

僕は間違っているのかな?それともジャッジたちが間違ったスコアを与えたの?ロシア選手権ではアリョーナが優勝だったと思うよ。

とにかくアンナおめでとう!


彼女がこのプログラムで181ポイントを得たという事実は完全に私のキャパを超えているわ。

アリョーナが優勝にふさわしかった。フィギュアスケートのジャッジシステムは崩壊しているわね。

関連:海外「ほぼほぼ90」コストルナヤ2020ロシア選手権でSP非公認世界新

 

>正直言ってこの大会のジャッジは受け入れられないよ。あまりに不合理だった。

>そうだね。ISUはアリョーナの並外れたジャンプの高さと飛距離にポイントを与えるべきだよ。欧州選手権と世界選手権では受け入れられる結果を望んでいるよ。

>アンナの181ポイントはすっごくオーバースコアだと思う。彼女は5つのフルッツを持っているけど、間違ったエッジジャンプだとは判断されなかった。
アリョーナもルッツのエッジに問題を抱えているけど、たった2つだけ。アリョーナがナショナルタイトルを獲るべきだったよ。

>うんうん。家の彼女のクワドルッツのGOEはとんでもないよ。よくてもフラットエッジだね。それに2本目のクワドルッツは明らかに回転不足で、プレローテーションは差し引かれていない。

>確かにそうだけど、エッジが正しいかどうかよりむしろ、彼女がそこで心から滑って3つのクワドを降りたことを評価されているよ。

>絶対にありえない。アリョーナはフリップとルッツの両方のエッジが不明確だし、芸術性は非常に過大評価されているわ。
彼女のFSはそのプログラムがいかに悪いかと、彼女の今日のスケートの遅さを考慮すると、PCSの高さに値しないよ(77は非常識)。

>いい加減にしなよ!アリョーナはアンナより優れたスケーターかって?私はそう信じているわ!でもアリョーナはいくつかのミスをしたでしょ。正当に評価しようよ。アンナは勝利にふさわしかったわ。
それにこれはナショナルよ。盛り盛りスコアは今に始まったことじゃないわ。すべての国で起こることよ。


アンナのスケーティングは美しいし、ジャンプは軽くてきれいだよね。でもフルッツはフルッツ。

間抜けなジャッジたちはいつものように仕事をしていなかったからアリョーナは(優勝を)奪われた。

 

>フルッツじゃないよ。アンナのエッジは間違ってない、不明確なだけだよ。


過大評価…コストルナヤは金メダルを獲得すべきだった…アンナのフルブレードとエッジのコールはあまりにも明白だったのに、それらの減点はなかった。


彼女の「四回転」はすべて偽物だよ。ひどいフルブレードで270°以上プレローテーションをしている。つまり空中では最大3.25回転だね。
それに彼女は踏み切るときにトウを使っていない。つまり彼女は実際にルッツやフリップを跳んでおらず、ループジャンプを跳んでいるということだよ。これは評価を与えられるべきではないね。

 

>彼女のプレロテはスローモーションでとてもはっきり見えるね。それにフルブレードも。

>完全に同意。スローモーションでは明確よ。
私は彼女が本当に好きだから恥ずかしい!


ただただひどいジャンプテクニック。フルブレードでひどいプレロテ、それに間違ったエッジ。でも私たちは腐敗したロシアのジャッジを期待しているわ。
今までで最悪なファイヤーバードプログラムの一つだった。

 

>あなたはこれよりも優れたプログラムを滑れるの?
ところでどんな国でもあなたが行ったような声明を出すのはファシズムだよ。
”史上最高の”ファイヤーバードをトレーニングしたあとに時間があれば、ブーヘンヴァルトやオシフィエンチム※について学んでみてね。
(※ユダヤ人の強制収容所があった街です)

>コメ主は絶対に正しいよ。間違いない。アリョーナのジャンプは遥かに優れているから。

>初めてこの演技を見たときはぶっ飛んだけど、最後にスローモーションを見たとき、確かに彼女はフラットなブレードで飛び上がり、トウジャンプでプレローテーションをしてたよ!


たくさんのアンチと正当なジャッジ・・・


 

シェルバコワ選手2連覇おめでとうございます!

 

ロシア選手権は今、女子シングルでも世界で最も優勝するのが難しい試合ではないかと思います。

 

すべての選手(とくに表彰台圏内を狙える選手)が大きなプレッシャーを抱える中で、ほぼノーミスの演技で勝利を掴んだシェルバコワ選手はさすがだと思います。

 

逆に上手くいかなかったトゥルソワ選手の演技を見ていてもいかにこの大会が特別なものだったかがよくわかりますよね。

 

回転不足の判定が年々厳しくなる現状を考えるとプレロテやフルブレードに対する採点基準は甘いかなとは思います。

きちっと跳んでいる選手からすれば不公平ですしね。

 

ただ、これが今の採点基準であるというならそのルールに則ったプレロテ気味の選手たちは何も悪くないわけで…

 

難しい問題かと思いますが、ジャンプの踏切のジャッジが厳格化されることがあるのなら、今の女子の高難度化の流れも少し変化するのかもしれませんね。

 

とにかく、この難しい試合で自分の実力を出し切ったシェルバコワ選手は称えるべきだと思います!

 

トゥルシェルコスの次の戦いはユーロです。次はトゥルソワ選手がやってくれるかな??

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