宮原知子選手の2018-19シーズン、ショートプログラムが
とても好評のようです。
宮原選手の改善されたジャンプや演技が素晴らしいのは
もちろんですが、音楽や衣装が宮原選手の演技を引き立てています。
宮原知子2018-19ショートプログラム「小雀に捧げる歌」とは?
知子ちゃんの演技見てたら涙出てきた!格が違う。スピードもしなやかさも柔らかさも凛々しさも、表現してる次元が違う気がする。すごい。https://t.co/ojB30U0aSw
— Yukkie (@yukkie_sky) 2018年10月22日
宮原知子選手の2018-19シーズン、ショートプログラム使用は
宮原選手自身が惚れ込んだという「小雀に捧げる歌」です。
悲しげでもあり喜びも感じる壮大な曲ですよね。
この曲は伝説のシャンソン歌手エディット・ピアフに捧げるオマージュです。
アベル・コルジェニョフスキ(Abel Korzeniowski )が作曲し、
フランスのシャンソン歌手パトリシア・カースのアルバム「カース・シャントゥ・ピアフ」に
収録されました。
ちなみにパトリシア・カースは「エディット・ピアフの再来」と
言われていて、フランスに限らずワールドワイドに活躍する
シャンソン界のスターです。
「小雀」の正しい読み方はコガラ?こすずめ?
では、本題の「小雀に捧げる歌」の読み方についてです。
テレビ放送などでは、宮原選手の演技の際に、
アナウンサーが「コガラにささげるうた」と読み上げた
という情報があります。(NHKは”こすずめ”でした)
ちなみに小雀(コガラ)というのは↓こういう鳥です。
宮原選手のように小柄で可愛いですね。
スズメに似てるけれど少し違います。
コガラに馴染みある人なら「コガラに捧げる~」と
読みたくなりますよね。
ですが、この曲に関しての「小雀」は
「こすずめ」と読むのがベターなようです。
小雀=こすずめと読む理由
先程この曲はエディット・ピアフへのオマージュだと
ご紹介しました。
ここにこの曲の読み方の根拠があります。
エディット・ピアフはその小さな体から
”La Môme Piaf”という愛称で呼ばれていました。
La Mômeとは小さなスズメちゃん、小鳥ちゃん
といったような意味です。
ちなみに「小雀に捧げる歌」の英語タイトルも
Song for the Little Sparrow
Sparrowはもちろんスズメです。
ちなみにコガラの英訳は willow titだそうです。
というわけで「小雀に捧げる歌」の
読み方は「こすずめにささげるうた」の方が
曲の世界観とマッチするようです。